学童の申し込みはいつから?必要な事前準備や途中入会について徹底解説
2025年11月05日

「来年はいよいよ小学生。学童保育って、いつから探し始めればいいの?」
お子様の小学校入学を控え、期待とともに学童保育に関する悩みや不安を抱えている保護者の方も多いのではないでしょうか。
特に共働きのご家庭にとって、放課後の時間を安心して過ごせる場所の確保は、入学準備の中でも最優先事項の一つです。
この記事では、春日井市で学童保育を探している保護者の皆様へ、申し込みの時期から必要な準備、公設と民間の違いまで、わかりやすく徹底解説します。
学童の申し込みはいつから?時期の目安と流れ

公設学童の申し込み時期は自治体によって異なる
多くの自治体では、翌年度4月入会のための申し込み受付を、前年の秋から冬にかけて行います。
一般的には10月~12月頃に募集が開始されるケースが多く、この時期は情報収集や施設見学のピークとなります。
特に、申し込みに必須となる「就労証明書」は会社への依頼から発行まで時間がかかるため、遅くとも10月上旬からは勤務先に発行を依頼するなど、早めに準備を始める必要があります。
春日井市の場合、例年11月頃が公設学童の申込期間の目安となっていますが、年度によって前後する可能性もあるため、必ず市のホームページなどで最新情報を早めに確認するようにしましょう。
公設学童と民間学童の受付スケジュールの違い
学童保育には、市などが運営する「公設学童」と、民間企業が運営する「民間学童」があり、申し込みスケジュールも異なります。
| 学童の種類 | 申し込み時期 | 審査 | 継続性 |
| 公設学童 | 秋〜冬に翌年度分を一斉募集 | 年度ごとに審査あり | 学年ごとに更新・再審査 |
| 民間学童 | 通年で受付可能 | なし(面談形式が多い) | 1年生から6年生まで継続可 |
「民間学童はいつでも申し込めるのなら、少しのんびりしても大丈夫かな?」と思われるかもしれませんが、民間学童では学年ごとの定員を設けていることがほとんど。
そのため、出遅れた!という事態を防ぐためにも、公設と同じく11月ごろまでには説明会への参加や見学を済ませておくことをおすすめします。
民間学童の補助金制度について
民間学童は公設学童より費用が高くなる傾向がありますが、自治体によっては利用料の一部に補助金や助成金が適用される場合があります。
春日井市の補助金は上限6000円が基本となっています。
詳細は以下記事で解説しておりますので、ぜひ合わせてご確認ください。
春日井市においての学童保育の補助金について│限度額・条件を解説
申し込みから利用開始までの一般的な流れ
- 募集要項の確認
市の広報誌やホームページで情報を集めます - 書類の準備
申請書や勤務証明書などを揃えていきます - 申し込み提出
指定された期間内に、郵送や窓口で提出します - 審査・結果通知
自治体や施設から合否の連絡が届きます - 入会説明・契約手続き
合格したら、説明会への参加や契約手続きに進みます - 利用開始
そして4月、いよいよ学童での生活がスタートです!
申し込みに必要な事前準備

「知らなかった!」と後から慌てないために、準備のポイントを一緒に見ていきましょう。
学童探しは早めのスタートが肝心
「まだ秋だし、もう少しあとでも平気かな?」と思いがちな学童探しですが、実は、学童探しは早めのスタートが成功のカギなんです。
- 人気の学童は、あっという間に定員に
特にサポートが手厚い民間学童は、募集開始後すぐに満員御礼となることも。 - もしも公設に落ちてしまったら…
公設学童の結果が出てから民間を探し始めると、希望の施設はすでに定員に達している可能性があります。 - 情報収集や見学は、意外と時間がかかるもの
複数の施設をじっくり比較し、実際に見学に行くだけでも、気づけば数週間が経っていることもあります。 - 心に余裕があるから、親子で納得のいく選択ができる
焦って決めると、後から「あちらの学童の方が、うちの子には合っていたかも…」なんて後悔につながることも。
必要な書類
- 学童保育入所申請書
- 保護者の方の在職証明書(または就労予定証明書)
- ご家庭の状況を証明する書類(健康保険証の写しなど)
- 印鑑、マイナンバーカードの写し(自治体・施設によります)
スムーズに進めるための3つの準備
勤務証明書は、真っ先に会社へお願いする
会社の担当者の方にお願いしてから発行されるため、手元に届くまで時間がかかることも。
募集要項がわかったら、すぐに依頼するのがおすすめです。
ご家庭での送迎ルールを話し合っておく
「お迎えはパパとママ、どちらがメイン?」「おじいちゃん、おばあちゃんのサポートは頼めるか?」など、具体的に話し合っておくと、施設を選ぶときの条件がはっきりします。
候補の学童をいくつかリストアップしておく
公設学童だけでなく、民間学童も選択肢に入れてリストアップしておきましょう。もしも第一希望が叶わなかった場合でも、心に余裕を持って次の行動に移せます。
途中入会はできる?その条件とタイミング

転勤などのご事情で、年度の途中から学童を利用したいケースもありますよね。
そんな時も、公設と民間とで対応が少し異なります。
公設学童の途中入会は「空き」と「理由」があれば可能
公設学童は、定員に空きがあれば途中入会が可能です。
ただし、原則として転勤・転居、保護者の方の転職といった「やむを得ない事情」がある場合に限られる点と、公設学童は、年度初めの時点で利用を希望する家庭の数が定員を上回ることが多いため、空きが出ることはほぼないと考えておくのが賢明です。
民間学童は柔軟に対応できる場合も
民間学童には基本的に申し込み受け付けに期限がないため、比較的柔軟に受け入れている施設が多いのが特徴です。「夏休みだけの短期利用」などに対応している施設もあります。
また、公設学童の審査に通りやすい低学年のうちから民間学童に通っておくことで、途中で環境を変える不安がなく、継続的な教育サポートを受けられるという大きなメリットがあります。
公設学童では1年ごとの継続審査があるため、待機児童の多い地域では「低学年のうちは通えていたが、高学年に上がって審査に落ちてしまった」というケースも少なくありません。そのため、民間学童は小学校卒業まで安心して通い続けられる選択肢としても選ばれています。
よくある質問
Q1. 公設学童と民間学童、両方に申し込んでもいいですか?
A.基本的には可能な施設が多いです。
実際に、公設学童の結果が出てから民間学童への入会を決めるご家庭も多く見られます。
選択肢を広く持っておくためにも、ぜひ両方の情報収集を早めに進めてみてください。
Q2. 申し込みの締切を過ぎてしまったら、ダメですか?
A.公設学童の場合、締切後は残念ながら受け付けてもらえないことがほとんどです。
その場合は、まだ空きのある民間学童を探すのが一般的な選択肢となります。
Q3. 途中から学童を変えることはできますか?
A.はい、可能です。
ですが、学年が上がるにつれて定員の空きが少なくなり、受け入れが難しくなる傾向があります。
お子様が新しい環境にスムーズに慣れるためにも、できれば新1年生という大きな節目で、親子で納得できる学童を決めるのが理想的ですね。
まとめ
今回は、学童保育の申し込み時期と準備についてご紹介しました。
学童の申し込みは秋頃が本番シーズンになっています。特に新1年生の枠は、早くから動き出すご家庭が多いため、早めに情報収集と見学を始め、余裕を持って準備を進めていきましょう。
初めての学童選びは、親子にとって大きな、そして楽しみな一歩です。しっかりと準備をして、お子様が毎日「ただいま!」と笑顔で帰ってこられる、最高の環境を見つけてあげたいですね。
春日井市で学童をお探しの方へ
「かちがわの杜」では、学校へのお迎えサポートはもちろんのこと、施設内で英語やプログラミングといった人気の習い事も受けられます。
これにより、お子様の「好き」という気持ちを大切に育みながら、保護者の方の送迎にかかる負担も軽くなります。
さらに、年度ごとの審査がないため、小学校卒業までずっと安心して通い続けられる、お子様にとっての“第二のおうち”のような温かい居場所をご提供します。
かちがわの杜 ![]()

かちがわの杜【春日井市の学童保育×習い事】
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