自信のついたAさん

かちがわの杜にはいろんなタイプの子どもたちが通っています。今日はある女の子のお話です。3年生のAさんは元々おとなしく、人前での発表や思ったことを自ら発言することなどとても苦手でした。

ある日の杜の時間、「世界の給食について調べてみよう」という企画を行いました。自分の知らない国の食習慣を調べる、Aさんはどうやらとても興味を持ったようです。調べれば調べるほど、もっと知りたくなる、こうなると新しく知ったことや驚きの事実などみんなに教えたくなります。

さて発表の日、今まで自信もなく小さな声しか出せなかったAさん、自分が調べたことをとにかく発表したいという気持ちが上回りました！みんなも初めて知ることに懸命に耳を傾けます。発表が終わるとみんな大きな拍手、Aさんが自信をつけた瞬間でした。

それからはAさんは更に自信を付けたようです。お母さんから｢学校での発表が積極的になり、先生から褒められました｣｢自宅で本を買う際も『発表が上手になる本』を欲しいと言っていてとても意欲的になっていて、かちがわの杜で沢山経験したおかげです｣と言っていただきました。

どんな経験や知識が成長につながるかは子どもたちによって千差万別です。ただ、かちがわの杜では様々な分野について興味を持てることを心掛けています。子どもたちの好奇心を大事にする、我々のミッションの1つです。