伝承遊びでやり遂げる達成感

2024年01月30日

こんにちは。春日井市教育付き学童保育かちがわの杜スタッフのマキです。

今回は杜の時間で、「伝承遊び『あんたがたどこさ』で遊んでみよう！」をテーマに、2人で行う「あんたがたどこさ」に挑戦しました。

この時間では、最後までやり遂げる達成感を味わったり、友だちと様々な感情や思いを共有し合ったりすることをねらいとし、歌に合わせて身体を動かすリズム感覚を養うことができるようにと身につく力を見通して計画しました。

子どもたちに「あんたがたどこさ」って知ってる？と問いかけると高学年の子は歌だけ知っている子がおり、低学年の子はほとんどの子が知らない遊びでした。

そこで、伝承遊びとは鬼ごっこやかくれんぼ等、昔から親しまれてきた遊びのことであり、その事について子どもたちに伝えると「その遊び知ってる！」と知っている遊びが伝承遊びであると知ってとても驚いている子の姿が見られました。

さて、「あんたがたどこさ」は鞠をつくものや複数人で円になって｢さ｣のタイミングで足を上げる等、様々な遊び方がありますが、今回は2人のペアで正方形を4つに区切った形の中で右・左・右・・・とジャンプする「あんたがたどこさ」にチャレンジ！

見本の動画を見て、いざ挑戦すると最初は動き方に戸惑いながらも皆一生懸命ジャンプをして身体を目いっぱい動かしました。また、途中ペアの子と同じところに跳んで互いに笑顔になったり、横や前にジャンプすることを楽しんだりする姿もありました。

また、皆の頑張ろうやってみようという気持ちが行動から感じることができ、杜の時間終了後は子どもたち3人と先生で一緒にあんたがたどこさをして遊びました。すると、1人の子が「テープ貼ったら跳ぶところがわかるんじゃない？」と言うと、他の子たちも賛同して動画に出てきたものと同じような形で正方形のテープの枠を自分たちで作ろうと床に貼る姿がありました。

このように、どのように工夫したら遊びがもっとより良くなるのか自分たちで考えながらできたことはとても大きな学びに繋がるのではないかと思います。
この姿勢をこれからも大切にし、子どもたちが主体的に行動する姿を見守っていきたいです。