暗算の練習～コツコツの積み重ねが生む子どもの成長～

2024年12月10日

こんにちは。春日井市教育付き学童保育かちがわの杜スタッフ　けいこです。

今日は、そろばん教室での暗算練習を通じた子どもたちの成長についてお話しします。

かちがわの杜そろばん教室では、珠算9級に合格すると次のステップとして暗算の練習を始めます。

暗算はそろばんを使わず、頭の中でそろばんをイメージしながら指を動かして計算を行う、子どもたちにとって少し難しい挑戦です。

練習中の様子を見ている他の子どもたちも「暗算ってどうやってやるの？」「はやく暗算やりたーい！」と、それぞれ興味津々で、やる気に満ちた表情を見せてくれます。

最初の10級テキストでは、1桁の数字を5回足していく15問のたし算問題に挑戦します。

「一緒に指を動かしてみよう」「はい、たす1だよ。親指を動かしてみて！」といった声かけをしながら、1問ずつ練習を進めていきます。

しかし、そろばんを頭にイメージして計算するという新しいスキルは、最初はとても難しいものです。途中でわからなくなってしまう子も少なくありません。1問解くために何度も何度も練習を重ねる姿が見られます。

そんな時、子どもたちはさまざまな工夫を取り入れながら少しずつ感覚をつかんでいきます。そろばんを目の前に置き、形や動きをイメージする子、テキスト表紙に描かれたそろばんのイラストを見ながら指を動かしてみる子など、取り組み方もさまざまです。何よりも大切なのは「コツコツと練習を積み重ねること」。繰り返し取り組む中で、次第に計算スピードが上がり、最後にはテキストを3分以内で解き切れるようになる子も出てきます。

成長した子どもたちの自信に満ちた笑顔を見るたび、私たちスタッフも感動を覚えます。

暗算を通じた成長の姿は、努力を重ねて新しいスキルを身につけることの大切さを教えてくれます。初めは苦戦していた子も、何度も挑戦する中で、「できた！」という達成感を感じられるようになるのです。

かちがわの杜では、子どもたち一人ひとりのペースに寄り添いながら、楽しく学び、成長できる環境を提供しています。これからも子どもたちが自信を持って新しいことに挑戦し続けられるよう、温かく見守り、応援していきます。