「小1の壁」と「小4の壁」は何が違う?共働き家庭が知っておくべきポイント
2025年03月21日
共働き家庭にとって、お子さんの成長は喜ばしいものですが、同時に「小1の壁」「小4の壁」といった新たな課題に直面する時期でもあります。これらの壁は、仕事と子育ての両立を困難にする要因となり、多くの保護者を悩ませています。
本記事では、「小1の壁」と「小4の壁」の違い、そしてそれぞれの具体的な対策について詳しく解説します。共働き家庭の皆さんが、これらの壁を乗り越え、安心して子育てと仕事を両立できるよう、ぜひ参考にしてください。
「小1の壁」とは? どんな課題がある?
小学校に入学すると、保育園時代とは大きく異なる環境に戸惑うお子さんは少なくありません。同時に、保護者の方も新たな課題に直面します。「小1の壁」とは、小学校入学後、お子さんと保護者の方が直面する様々な課題の総称です。具体的には、以下の問題が挙げられます。
学校の時間が短くなる
保育園では夕方まで預かりがあったものの、小学校低学年の授業は午後2時~3時頃に終わります。そのため、放課後の過ごし方をどうするかが大きな課題となります。
学校生活の変化への適応
小学校では、給食、宿題、登下校など、お子さん自身が覚えなければならないことが増えます。保護者の方のサポートがなければ、慣れるまでに時間がかかる場合があります。
長期休みの対応
保育園時代とは異なり、小学校には夏休みや冬休みなどの長期休暇があります。学童保育を利用しない場合、長期間の預かり先を確保する必要があります。
学童保育の確保が難しい
公立の学童クラブ(放課後児童クラブ)は定員があり、地域によっては待機児童が発生することも。また、自治体によっては低学年が優先されるため、兄弟が別々の学童に通うケースもあります。
「小4の壁」とは? どんな課題がある?
「小4の壁」とは、小学校4年生頃に、学童保育の利用制限や子どもの自立意識の高まりなどによって生じる課題の総称です。具体的には、以下のような問題が挙げられます。
自治体の学童保育の対象外に
多くの自治体では、小学校4年生になると学童保育の対象外となります。「これまで学童に通っていたのに、どうすればいいの?」と悩む保護者の方は少なくありません。
子どもの自立
保護者が帰宅するまで子どもだけで過ごす時間が増えるため、宿題の管理や安全面、放課後の時間の使い方に不安を感じる保護者の方も多くいらっしゃいます。
習い事の負担増
学童保育の卒業を機に、放課後の時間を有効活用するために習い事を増やす家庭もあります。しかし、習い事の送迎や費用の負担が増える可能性があります。
「小1の壁」と「小4の壁」を乗り越えるためにできること
仕事と子育ての両立を困難にする要因である「小1の壁」と「小4の壁」。
これらの壁を乗り越え、安心して仕事と子育てを両立するために、今からできることを確認しておきましょう。
小1の壁を乗り越えるために
小学校入学は、お子さんだけでなく、保護者の方にとっても大きな変化です。学童の確保や学校生活への適応が重要となりますので、早めの準備と周囲のサポートで、スムーズなスタートを切りましょう。
- 早めの学童申し込みと情報収集
学童の情報を収集し、申し込み期間や必要書類を確認しましょう。
学童の見学や体験も積極的に行い、お子さんに合った学童を選ぶことが大切です。
- 安心できる環境づくり
入学前から小学校への通学路を一緒に歩き、安全な道順を確認しましょう。また、学校生活のルールや持ち物なども一緒に確認し、お子さんの不安を和らげてあげましょう。入学後も、お子さんの話を丁寧に聞き、悩みや不安に寄り添うことが大切です。
- 長期休みの計画
地域のイベントを活用し、お子さんが楽しめる時間を作りましょう。また、祖父母や親戚に協力を依頼し、預かりのスケジュールを調整しておくと安心です。さらに、学童の長期休みプランを活用するのも良いでしょう。
小4の壁を乗り越えるために
小4の壁の対策
小学校4年生は、お子さんの自立を促す大切な時期です。事前の計画と準備で、安心して過ごせる環境を整えましょう。
- 一人での留守番ルールを決める
「〇時までは宿題をする」「ゲームの時間は1日○分」などのルールを親子で決めておくことが重要です。 - 安全対策を整える
家の鍵の管理や防犯対策をしっかり行い、トラブルを避けるための対策を講じましょう。 - 近隣の信頼できる大人と関係を築く
近所の親しい家庭や、祖父母などに緊急時に頼れるようにしておくことで、安心して過ごせます。 - 4年生以降も利用できる学童を活用する
民間の学童など、4年生以降も利用できる学童を活用することで、一人で留守番させる心配がなく、保護者の方も安心して仕事に集中できます。
かちがわの杜では、学童と同施設内で、運動系、知育系のさまざまな習い事も提供しているため、お子さんの個性や家庭のニーズに合わせて過ごすことができます。
まとめ
小学校入学、そして4年生。お子さんの成長は嬉しいけれど、仕事と子育ての両立は新たな課題に直面します。「小1の壁」 では、学童の確保や学校生活への適応、「小4の壁」 では、学童卒業後の過ごし方や子どもの自立など、様々な悩みが出てきますが、早めの準備と周囲のサポートを活用して乗り越えていきましょう。
「かちがわの杜」は、学童保育をはじめ、カルチャースクール、学習教室を一体化し、お子様の成長を総合的にサポートする施設です。地域の子育てを応援し、充実したお迎えサービスや柔軟な時間対応など、保護者の方々にも安心感を提供いたします。お子様の成長や学童保育についてお困りのことがございましたら、ぜひ一度「かちがわの杜」にご相談ください。無料体験や施設見学も随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。