子ども達主催の話し合いの大切さ
2018年11月15日
こんにちは、かちがわの杜です。
かちがわの杜は色々な小学校から子どもが通っています。
その為、学校からの帰りも、近い学校からは徒歩でスタッフが付き添い歩いて帰ってきますが、
車での送迎の子もいます。帰ってくる時間もまちまちになります。
いつもにこにこ元気がよいのが一番だと思いますが、学校や家で嫌な事があり、
時には気分がすぐれない日だってあります。
何か問題が発生した時や、学童のルール決め、イベントの企画など、全体で話し合う必要がある場合は
杜の時間で話し合いを行い、どんな問題があったのか?どうしたら皆が楽しめるのか?
子ども達からもなぜそうなってしまったのか?どうしたらよいだろうか?など
スタッフが答えを与えるのは簡単ですが、子ども達自身で、解決策を話し合うことを大切にしています。
ちょっとした友達同士のいざこざは、基本的には本人同士の解決を見守っていますが、
なかなか解決策が見つからない時などは、当然スタッフが間に入って手助けもします。
すねてる時の写真です(笑)
あくまでも、無理強いはせずに参加する、しないも本人の自主性に任せます。
なんとなく今日はやりたくないという日もあると思います。
それでも、本当にやりたくないわけではなく、話し合いの内容をまったく気にしないでいる子はほとんどいません。
その場から少し離れたところにいても話をきいていてくれています。
また、機嫌がよくなればいつものようにふつうに話し合いにも参加しています。
子ども達は学校での子どもの顔、家での子どもの顔、かちがわの杜での子どもの顔、
などその場に応じて色々な顔を持っています。
学校でも家でも同じ顔をしていると子ども達はストレスが溜まってしまい、
感情のコントロールができなくなってしまいます。
その為かちがわの杜が子ども達の心に寄り添い、指導員が決めつけるのではなく子ども達の自主性を
大切にし話し合いの時間を設けています。
子どもの自主性を大切にしていますが、子ども達がなにもかもが自由という訳ではなく
社会ルールや自分たちで決めたルールを守り活動をしています。