杜の時間ってどんな時間?-平日・放課後編-
2026年04月27日

平日の放課後、お子様が学童でどのように過ごしているのか、気になっている親御様も多いのではないでしょうか。
「宿題はちゃんとできているのかな」「お友だちと楽しく過ごせているのかな」など、気になることはたくさんありますが、特に時間割に組み込まれている「杜の時間」、これは一体何をする時間なんだろう? と疑問に思われることでしょう。
この記事では、平日の放課後に行われる「杜の時間」について、どのような活動をしているのか、子どもたちにどんな力が育つのかをご紹介します。
杜の時間は自分で考えて動く時間
先生が一方的に教える時間ではない
「杜の時間」は、先生が前に立って一方的に教える授業のような時間ではありません。
子どもたちが自分で考え、友だちと話し合い、決めたことを実際にやってみる時間です。親としては、つい「こうしなさい」「先にこれをやりなさい」と声をかけたくなる場面も多いですよね。忙しい毎日の中では、大人が答えを出してしまったほうが早いこともあります。
しかし、これから子どもたちが成長していく中で大切になるのは、言われたことをこなす力だけではありません。
- 「自分はどうしたいのか」
- 「みんなで進めるには、どうしたらいいのか」
- 「うまくいかなかった時に、次はどうすればいいのか」
そうしたことを、自分の頭で考える経験が必要になります。
身近なテーマだから子どもたちも考えやすい
杜の時間では、おやつの企画や誕生会、季節のイベント準備など、子どもたちにとって身近なテーマを扱います。
難しい課題をいきなり考えるのではなく、「みんなで楽しむにはどうしたらいいか」「どんな準備が必要か」「誰が何を担当するか」といった、日々の生活に近いテーマから考えていきます。身近な内容だからこそ、子どもたちも自分の意見を出しやすくなります。
スタッフは答えを出さず、考えるきっかけをつくる
もちろん、子どもたちだけにすべてを任せるわけではありません。
スタッフはすぐに答えを出すのではなく「どうしたらいいと思う?」「みんなが楽しむためには、どんな工夫ができるかな?」と問いかけながら、子どもたち自身が考えられるように支えています。
失敗しないように先回りするのではなく、子どもが自分で考える時間を大切にする。必要な時にはそっと声をかけ、困っている時には一緒に考える。
その積み重ねによって、子どもたちは少しずつ、自分の意見を伝える力や相手の話を聞く力、友だちと協力して進める力を身につけていきます。杜の時間は、放課後を過ごすための時間ではなく、子どもたちがこれからの生活の中で必要になる「自分で考えて動く力」を、日々の活動を通して育てていく時間です。
平日の杜の時間は25分間
実施時間 16:00~16:25(25分間)
宿題やおやつのあと、気持ちを切り替える時間
平日のかちがわの杜では、学校から帰ってきたあと、宿題やおやつなどを済ませてから、16:00〜16:25の25分間で「杜の時間」を行っています。
放課後の子どもたちは、意外と忙しい時間を過ごしています。学校で一日を頑張ったあとに学童へ来たら、荷物を片付け、まずは宿題に取り組み、おやつを食べる。その後には、習い事や自由時間も待っています。
その一連の流れの中で16時から行う杜の時間は、子どもたちがふっと気持ちを切り替え、お友だちと一緒に考える活動へ向かうための大切な区切りとなっています。
無理なく集中できる「25分」
平日の放課後は、子どもたちも学校で一日を過ごしたあと。疲れも溜まっていますし、集中力にも限りがあります。
だからこそ、この「25分」という長さが、子どもたちが途中で気持ちを切らさずに、無理なく集中して取り組みやすいベストな時間なのです。
「毎日の積み重ね」を大切に
杜の時間で大切にしているのは、たった1日で大きな収穫を得ることではありません。ひとつの活動を何日かに分けながら、少しずつ進めていくことを重視しています。活動を細かく分けることで、子どもたちも「今日はこれを頑張ればいいんだな」と見通しが立ちやすくなります。
「自分で考えて行動できる」という力は一度の体験で急に身につくものではないため、毎日決まった時間になったら席につく。お友だちの話を聞く。自分の考えを言葉にする。任された役割に取り組む。この経験を25分間で毎日繰り返すことで、子どもたちは少しずつ「自分もこの活動の主役なんだ」という意識を持てるようになります。
平日の「杜の時間」はどんな活動をしているの?
毎月、子どもたちの成長を考えたテーマをもとに活動を行います。スタッフが決めるのではなく、子どもたちの興味があることや、普段の会話の中で出てきた話題も取り入れながら、実際の活動へと広げていきます。
タブレットを活用した「新入生歓迎会」

春には、新しく入ってくる1年生のために「どうしたら早く学童に慣れてもらえるか」をみんなで考えます。かちがわの杜のルールや遊び方を教えるために、子どもたち自身でタブレットを使って紹介動画を作ったり、マニュアルを作成したりします。
「自分が1年生だった時、何が不安だったかな?」と相手の気持ちを想像しながら準備を進める、とても実践的で思いやりの心が育つ活動です。
「おやつ総選挙」の企画・運営

ただおやつを決めるだけでなく、なんと「選挙」の仕組みを使って決めることもあります。子どもたちで選挙管理委員会を発足し、どのおやつが良いかアピールするポスターを作ったり、演説動画を撮影したりと、自由な発想がフル回転!
最後は実際の選挙のように開票作業まで行います。遊びを通して、話し合いのルールや社会の仕組みも学べる大人気の企画です。
ゼロから創り上げる「オリジナル絵本づくり」

お話のラフ案を考えるところから始まり、文章の下書き、ページ構成、絵の作成まで、完全オリジナルの絵本づくりにも挑戦します。
「1年生が自分で読めるように、全部フリガナを振ってあげよう!」といった、下級生への優しい配慮が見られることも。想像力や論理的思考力を働かせながら、ひとつの作品を最後まで「やり抜く力」が身につきます。
うまくいかないことも大切な学び
「自分はこっちの味がいい!」「この絵は私が描きたかったのに…」と意見がぶつかったり、話し合いに夢中になりすぎて「25分経ったのに全然決まらなかった!」と時間切れになってしまったりすることもあります。
親としては「ケンカにならないかしら」とハラハラしてしまうかもしれませんが、実はこの「うまくいかなかった経験」も学びのチャンスです。
自分の意見が通らない悔しさを知ったり、時間内に終わらせるために明日はどう動くべきかを見直したり。この小さな失敗と試行錯誤の繰り返しが、子どもたちの「折り合いをつける力」や「問題を解決する力」をより一層強く育てていきます。
放課後の積み重ねがもたらす、ご家庭での嬉しい変化
杜の時間を通して育まれた力は、テストの点数のようにすぐ数字で表れるものではありません。しかし、ご家庭でのふとした瞬間に、その成長を感じられる場面が必ずやってきます。
「今日、学童のおやつ総選挙で私の意見が採用されたんだよ!」と目を輝かせて報告してくれたり、兄弟・姉妹とのケンカで相手の気持ちを少し考えられるようになったり。
限られた時間の中で見通しを持って動く習慣がつくことで、「明日の学校の準備、自分でやっておくね」と、言われる前に自ら行動できるような頼もしい姿も見られるようになります。
長期休みの「杜の時間」は何が違うの?
ここまで「平日の杜の時間」についてご紹介してきましたが、夏休みや冬休みなどの「長期休み」になると、杜の時間の過ごし方も少し変わります。
平日は25分間で「少しずつ積み重ねる」活動が中心ですが、長期休みはなんと2時間!まとまった時間を活かして、大掛かりな実験や本格的な制作、大きなお祭りイベントの準備などに「じっくり深く」取り組みます。
長期休みの杜の時間については、別の記事「杜の時間ってどんな時間?-夏休み・冬休み編-」で詳しくご紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
まとめ
親御様が見えない学童の時間は「なんとなく時間を過ごしているだけになっていないかな」と心配になることもあると思います。
しかし、かちがわの杜の放課後には、子どもたちが自ら考え、お友だちと関わり、ひとつのものを創り上げる「杜の時間」があります。親御様がそばにいられない時間も、お子様は確実に成長しています。
かちがわの杜は、そんなお子様の放課後を温かく見守り、親御様にとって心から安心できる「第三の居場所」でありたいと願っています。
実際の雰囲気を見学してみませんか?
「うちの子でも馴染めるか不安…」そのように感じられる場合は、ぜひ一度、かちがわの杜へ見学にいらしてください。最初から積極的に発言できなくても大丈夫です。友だちの話を聞くこと、うなずくこと、一緒に作業を手伝うこと。そうした一つひとつの姿も、大切な参加の形です。
子どもたちが自分のペースで活動に取り組み、スタッフが温かく見守る実際の空気感をご覧いただくことで、「この環境ならうちの子も安心して通えそう」と感じていただけるかと思います。お子様の放課後の過ごし方について気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
かちがわの杜 ![]()

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