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Aルームの机の使い方の話し合い

本日の「杜の時間」はAルームの机の使い方についての話し合いをしました。

かちがわの杜に帰ってきたら、各自宿題をやることになっています。

机の使い方は決まっていなかったため、机は十分にあるのですが、

「やる場所がない~」という子が出てしまったり、

「狭くて椅子が通れない」などという不都合もありました。

そこで、皆にはおやつを食べる机と宿題をする机を分けましょうという話をしました。

机は前の列と後ろの列に分けてあらかじめ用意をしてから宿題をやるということにしては

どうかな?

始めに机を使う人は奥から詰めて順番に座っていきましょうということを

スタッフ側が提案をしました。

どこから座ればいいのか、実際にその場所に行って説明をしてくれた子もいたので

全員分かり易くルールが子ども達に伝わりましたが…

「宿題が終わった後は、椅子を片付けなくてはならないけれど、

この並べ方だと、一番奥の人が椅子を片付けるのはどうすればいいかな?」

とスタッフの声掛けに

「そうだね~」と問題があることに気が付いた子ども達。

①奥の人が終わったら、隣の人が一つずつ奥に移動して、一番端っこの椅子を片付ける

②後ろの机の人に、どいてもらって片付ける

③最初から椅子が通れる隙間を作って机を並べる

等の意見が出ました。

どれも良い意見だとは思います。

でも、①と②は人に動いてもらわないといけませんね。

ということをスタッフが言うと

「宿題をやっているのに動くのは嫌だ」という意見が出ました。

ということで③の方法が今のところ一番いい方法ということに決まりました。

かちがわの杜では、子ども達が自ら気が付いて解決できるように

スタッフが声掛けをしています。

初めから大人側が決めたことを伝えるだけでは指示をされないと何もできない子に

なってしまいます。

提案はスタッフがしますが、一人一人が意見などを考えながら子ども達が

自主的に考えて動けるようにと話し合いをしています。